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AMS BioteQは独自の「新型化合物開発」、「研究開発技術の特許化」、「新薬の研究開発」という3段階を研究の軸とし、潜在性のある商品をすでに複数開発中です。現在は特許取得に向けて具体的に動き出しており、将来的には台湾と世界における新型抗生物質および新興ウイルス抑制薬品の研究市場におけるリーダーとして君臨したいと考えています。
AMS BioteQの蔡宜儒会長は、抗菌ドレッシング材の市場において鍵となるのは優れた特許の取得だと述べています。現在、各種適応症に対して特許による保護に取り組んでおり、アメリカ、日本、台湾、および中国で特許申請中です。引き続き特許取得に向けて積極的に動きながら、新薬の価値を高めていきたい考えです。中でも、AMS BioteQが開発した新型抗菌ドレッシング材を糖尿病性足潰瘍、褥瘡、および感染性創傷に対して段階的に使用する、ドレッシング材の雛形が完成し、現在特許申請中です。AMS BioteQは「新型抗生物質の原材料と技術」や、「新型ドレッシング材の調合」においても完全な特許の取得を目指し、「技術のライセンス契約」と「原料の販売」で国外のドレッシング材メーカーと協力したい考えです。また、独自開発の「糖尿病性足潰瘍の傷口癒合アプリケーション」のAI補助システムを組み合わせ、販売パートナーとともに製品の推進を図ります。
抗菌性感染治療薬については、短期的にはまずFORMOSA-1117の抗菌メカニズムに対しさらなる確認を行い、中期的には非臨床試験を完了することが目標です。これには急性毒性試験や過敏症試験なども含まれます。また、特許取得と国際誌への発表を通して研究成果の価値を高めたい考えです。長期的には、IND申請によって成果の価値を高め、国内外の製薬会社と積極的に交渉しながら、ライセンス契約や早めの収益化を目指します。
YUAN-03は、新型コロナウイルスのアルファ株、デルタ株などの変異株抑制効果の試験を続けており、この試験に成功すると、さらに動物試験へと進みます。国外の有名製薬会社と連携し、今年末までには新型コロナウイルスの新薬開発で具体的な進展を見せることを目標としており、台湾と世界が新薬による治療を通してコロナの変異株に対抗し、感染病の脅威を取り除けることを願っています。
引き続き新型抗生物質の研究や試験に取り組むと同時に、AMS BioteQは高雄医学大学のチームとともにCOVID-19ウイルス抗体検査の試薬の研究を進めており、様々なバイオテク市場の開拓を通して全体的な収益拡大を目指す考えです。蔡宜儒会長によれば、AMS BioteQは現在、高雄医学大学バイオテク学科の王聖帆教授率いるチームが開発した、ワクチン接種後の抗体価と変異株(アルファ・デルタ)に対する抵抗力を調べる「新型コロナウイルス抗体中和検査ELISAプラットフォーム構築法」と「新型コロナウイルスSpike IgGとIgM抗体検査方法の確立と最適化」について、ライセンス契約の交渉を進めています。蔡宜儒会長いわく、COVID-19のまん延はすでに2年近く続いており、多くの専門家は「ウイルスとの共存」という考え方を示しています。そのなかで、世界では各種ワクチンや治療薬が続々と生み出されており、ワクチンの中和抗体価を検査する試薬も医療関係者や一般市民がウイルスの変化に対応し、健康を守っていく上で大切な研究になりつつあります。
AMS BioteQは絶えず研究能力の向上に努めており、薬品開発失敗のリスクを軽減するため、国外との技術移転に取り組み、国際的な製薬会社やバイオテク企業と共同開発する機会を積極的に求めています。蔡宜儒会長は、AMS BioteQは現在国外の製薬会社とすでに交渉を進めており、ライセンス契約という手段で資金を引き出し、段階的な収益化の価値連鎖を確立したいと述べています。戦略的にはエリアごとのライセンス契約を行い、国外の製薬会社を通して販売ルートを確保し、権利金の獲得によって安定した運営資金の確保を狙います。
未来に目を向け、AMS BioteQは引き続き「価値のある適応症」を研究開発の方向性としながら、バイオテクの新たな領域にチャレンジしていきたいと考えます。また、「グローバルライセンシング」を2つ目の軸とし、「台湾から世界に目を向ける」運営戦略のもと、世界中の患者に最適なソリューションを提供していきます。